双子ママ研究者の研究・育児日誌

文系の女性研究者(特別研究員PD)のブログです。 出産して双子の女の子のママになりました♡育児と研究の両立に奮闘するなかで思ったことを書いていきます。

春休みになりました

「夏休みになりました」というタイトルの記事を書いてから、夏休みは目が回るほど忙しい毎日を過ごしました。睡眠時間を犠牲にして研究することはあれど、人間として尊厳を保てるレベルの睡眠時間は確保されていたかと思います。その睡眠時間を確保したがた…

夏休みになりました

久しぶりの投稿になりました。 4月から大学に着任しました。毎日があわただしくて目が回りそうです。着任前から、大学教員としての生活リズムと子どもたちとの生活、自分の研究のバランスが取れるかどうかがすごく心配でした。 授業や会議でどうしても保育園…

今年・今後の抱負

あけましておめでとうございます。 2018年もどうぞよろしくお願いいたします。 本日から3月末までの3ヶ月限定で学振RPDになります。ありがたいことに4月からの職に内定をいただいています。自宅から通える場所での就職でテニュア付きポストです。恐ろしいほ…

学振PD終了に向けて

今月末で学振PD期間が終わります。年明けには学振RPDになります。 育児のための中断期間があったので、学振PDとして3年7ヶ月を過ごしたことになります。結構長い間だった気がします。この間、博士号を取得したり、結婚、妊娠、出産、育児といったライフイベ…

いやいや期

2ヶ月前から、双子妹が「やいやいやいやい」と唱えている。少し前から、双子姉が「やだやだやだやだ」と言いはじめた。ついに「いやいや(やいやい・やだやだ)期」がやってきました!! 耳にタコができるくらい、道ゆく人を主として多くの人々に言われ続け…

大きくなったら小さい子に優しくしてあげてね

研究に育児に、保育園の送り迎えがしんどいと思う日もあるけれど、一昨日とっても心温まる出来事があり、疲れがふっとなくなりました。 保育園迎えの帰り道。双子姉を抱っこして、双子妹をベビーカーに乗せていました。 双子妹はいつも抱っこをせがんで大暴…

新年度に向けて

今日で2016年度が終わりますね。来年度も引き続き、学振PDとして活動していきます。年度途中で任期がきれて、2018年1月より学振RPDになる予定です。この先は暗闇です。。。 今週、来週と保育園は年度の切り替えのため、休みの日が多いです。今まで最年少で、…

学振三大悪制改善か??

先ほど学振から特別研究員採用者宛にアンケートが届きました。以前、クレジットカードの発行が出来たかというアンケート調査がきましたが、今回のアンケートはそんなレベルのものではありません!! アンケート依頼メールによれば、 このアンケートは「特別…

RPD申請:出産・育児による研究中断の影響

私は学振PDの研究中断期間〜研究支援再開準備期間に学振RPDの申請準備・申請をしました。もし学振RPDに採用されなければ、PD終了後、どんなふうに研究を続けていけばいいかは未知の世界です。子どもが幼い時期に想定される様々な困難を乗り切るためにも自由…

アメブロからお引越ししてきました!

双子ママ研究者のブログ、アメブロからお引越しのご報告 新年明けましておめでとうございます。 しばらくブログが更新できていませんでした(もともとそんなに更新できていませんが)。 昨年12月初旬頃から「はてなブログ」の講読にハマってしまい、「はてな…

学振面接【準備編】

私は平成26年度に採用された学振PDです。平成26年度は、学振の年齢制限が撤廃されたり、面接がポスターからパワポに変わったりした年で、それなりに変革(?)がありました。面接になった時は「なんで今年から年齢制限なくなっちゃったのよー!!」なんて心…

学振PD結果連絡

昨日学振PDの結果通知が来たみたいですね。 PD結果が気になっていたのは、申請書を添削した友人が応募していたからです。 申請書を見ると情が出て来ますが、今年見た2人は仲の良い友人だったのでなおさらでした。 1人は修士時代を共にした同期。彼は留学し…

子どもの熱と研究者のスケジュール管理

保育園に行き始めのころはほとんど呼び出しがなかった子どもたち。しかし、先月くらいから呼び出し&休みのオンパレードです。そして、双子の場合、1人熱を出したらもれなく時間差でもう1人も熱を出します。先月も1週間、今月も1週間、ほとんど研究が進まな…

育児しながらの研究リズム

が、だいぶついてきました。 人間リズムができると、結構いけるなーとか思います。 朝7時に起きてまずは子どもたちの朝食。子どもの着替え。洗濯!!自分のご飯と身支度を終えて8時15分には保育園へここまでは怒涛のように過ぎていきます。 保育園に子どもた…

双子姉の反抗期

うちの双子は生まれたときからずっと母乳とミルクの混合栄養で育ちました。 最近はもっぱら、1人が母乳、1人がミルクという形で交互にあげています。授乳は軌道にのるまでは大変でしたが、それ以後は2人とも母乳もミルクもとてもよく飲んでいました。 離乳食…

学振申請書の攻略法

学振RPDの採用内定に大喜びし、お盆明けまでは自分がまだ専任講師になったわけではないという厳しい現実を忘れて喜びに浸ってしまおうと思っている今日この頃。学振はDC1の不採用以来、DC2、PD、RPDはシームレスで採用された、ということで、お盆明けまでの…

学振RPD採用内定!

本日平成29年度特別研究員RPDの審査結果が通知されました。 無事、面接免除の採用内定でした!!! RPDは必ず面接があると思っていたのですが、いつのまにか免除もできていたのですね。知らなかったです。なので、本当に想像もしていなかった吉報でした。 こ…

研究者の妊娠中の過ごし方の一例

ブログを始めたころに妊娠中の過ごし方について書こうと思っていましたが、すっかり忘れていたので少しだけ書いておこうと思います。 まず、私は妊娠・出産するために学振PDを狙っていました。理由は単純です。自分の裁量で研究ができる特別研究員は、妊娠中…

保育士さんへの感謝

私はまだ専任教員にはなれていない任期付きポスドク研究者です。研究者の世界ではトップの方さえで専任教員になるのは30代半ばくらいです。私は旧帝大の博士号所持者ではないので、もっと厳しい状況のなかにいます。旧帝大の方でさえ、専任教員になる前に子…

双子用ベビーカー(上下型)

妊娠中の出産準備でいちばん力を入れたのはベビーカー選びです。 双子を連れて外出となると、抱っこ紐1つではきびしいです。抱っこ紐&ベビーカーという方法も良さそうですが、できれば双子用ベビーカーで出かけて、ぐずった方をすぐ抱っこできる状態にして…

学振PDの申請書添削

学振の学内締め切りは各大学によって違いますが、再提出期間も含めて、そろそろ完全に締め切られてきているみたいですね。 私は学振RPDを狙っていますが、過去に学振DC、現在学振PDということで、出身大学、学振受入先大学、その他諸々で学振申請書データを…

双子の同時泣き

双子の赤ちゃんを連れていると、いろんな人に話しかけていただけます。 私の親世代の方や同じく子育て中のママたちに温かい言葉をかけていただきます。 そんなとき、双子の妊娠や子育てに関していろんな質問をされます。 その質問の中でもかなりの確率で聞か…

夜泣きをしない双子の育て方

「そろそろ子どもがほしいなぁ」と言っていた頃、研究者で子育ての先輩の女性から、1冊の本をいただきました。 『カリスマ・ナニーが教える「カリスマナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』 イギリスのナニー(赤ちゃん育てのプロ)が、長年の経…

双子妊娠、妊娠線対策

双子妊娠すると、気になるのが妊娠線!!! 私も妊娠中はかなり神経質になっていました。 ネットで「双子」「妊娠線」で検索すると、なんともビックリする妊娠線画像に遭遇します。妊娠線は赤ちゃんをお腹で育てた勲章です。でも、あの妊娠線ができることを…

特別研究員の保育園事情2

さて、前回のブログでも書いたように、学振の特別研究員は、学振と雇用関係がないため就労証明書が出ません。さらに、一般的にとっても変わっている仕事内容なので、周りに理解されにくいです。ということで、特別研究員の保活はややこしくなります。 妊娠中…

学振RPD申請に向けて…

学振特別研究員の保育園申請について書こうと思っていましたが、今はその余力がありません… というのも、妊娠・出産のため研究を3ヶ月以上中断した人が申請資格を持つ、学振RPD(Restart Postdoctoral Fellow)の申請へ向けて研究計画書を作成中だからです。…

特別研究員の保育園事情1

「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログが大きく取り上げられている昨今。 保育園に「落ちた」女性が、「どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ」と、日本の政策に怒りをあらわにされています。 待機児童、さらに入所保留児童(特定の保育所へ入所できず…

学振制度を利用しての妊娠・出産

この時期になると研究者たちが、ある書類を書くためにバタバタ、そわそわ。 そう、4月といえば、日本学術振興会の特別研究員への申請書類を書いている時期ですね。 学振に「当たる」と、大学院生をしながら給与や研究費(科研費)がもらえたり、大学院を出…

女性研究者の妊娠・出産・育児

昨年、双子を妊娠・出産しました!! あまりのかわいさにやられっぱなしです! 私は文系の女性研究者なのですが、この業界では妊娠・出産をしても研究を続ける!!ということに大きな壁があります。 幼い頃から、いつか自分の子どもに出会うことが夢でした。…